天女魚庵

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Somewhere Over the Rainbow('08.9.11 釣行)

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毎年恒例となったこの時期の東北遠征。今年もカムパネラのある紫波町を拠点に、シーズン終盤の秋ヤマメを拝めれば・・・と目論んで行ってきました。
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最初に入った渓は3年前にナイスなサイズのイワナを連発して、東北の懐の深さを垣間見た思い出の渓でしたが・・・20cm程度の可愛いイワナが2匹だけ。それも撮影前にオートリリース(泣)。それでもまだまだ・・・と余裕のセルフポートレートです^^;
この日は十勝沖で大きな地震があったそうで、カムパネラへ向かう車内のラジオで初めて知りました。岩手内陸部の震度は気付かない程度のものだったようですが、先ので岩手・宮城内陸地震では行方不明の釣師もいたそうで、ちょっとヒヤリ。

昼食はカムパネラの皆さんと、近くのそば屋「ふじかめ」で。すりおろしたカブで味わう暮坪そばが美味。a0079652_161042.jpg                                              最近、UDAさんのロッドの人気は高まる一方。ボクもいずれは手にしたい一品ですが、口コミやブログだけでそのような高評価をされていることをどうお感じになりますか~なんてちょっと意地悪な質問をぶつけてみました。UDAさん曰く「自分が好きで作った竿が皆さんに楽しんでもらえれば勿論嬉しいけど、ボクらはただただ自分達が納得いく物を作ってるだけだよ。使ってる人達がどう思おうがあんまり気にしないよ」と。 決して強くないさらりとしたご返答の中にも、クラフトマンとしてのプライドを感じました。岩手というこの恵まれた環境で、類稀な技術を持った精鋭たちが生み出す素晴しきロッドは、生まれるべきして生まれたといっても過言では無いでしょう。日本に岩手が、カムパネラがあって本当に良かった。

お仕事に戻られるUDAさん達と別れてボクはひたすら南下します。昨年、良い形のヤマメと出会えた遠野のプールでは、今日も日中からライズしてましたが、さすがにピーカンの天気と、ボクのヘナチョコドリフトではそっぽを向かれてばかり。イブニングまで待つのも時間があったので、今回はココを諦め更に南下し、県最南部の一関市方面へ。幾重にも連なる山また山を越え、日の傾きかけた午後4時過ぎに、いかにも岩手らしい里川で再び竿を出します。
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決して大きくはないものの、期待していた綺麗な東北ヤマメにご対面^^ あとはチビヤマメに翻弄されますが、時に8寸サイズ(推定)もフライを引っ手繰っていくので、油断はなりません。複雑な流れの里川に幾度もキャスト&メンディングを繰り返し、満ち足りた時間が過ぎていきます・・・。
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期待した数もサイズも出ませんでしたが、納竿としました。山里に暗闇が迫る頃、東の空には、銀河鉄道の鉄橋が現れました。そういえばこの日はあの悲劇から7年目でした。
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みんながめいめいじぶんの神さまがほんとうの神さまだというだろう。けれどもお互いほかの神さまを信ずる人たちのしたことでも涙がこぼれるだろう。それからぼくたちの心がいいとかわるいとか議論するだろう。そして勝負がつかないだろう。けれどももし、おまえがほんとうに勉強して、実験でちゃんとほんとうの考えと、うその考えとを分けてしまえば、その実験の方法さえきまれば、もう信仰も化学と同じようになる(宮沢賢治『銀河鉄道の夜』)

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by amagoann | 2008-09-15 01:38 | '08 Fishing Trip
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当店の自慢は店主がフライで釣ってきた天女魚(あまご)です。どうぞたっぷりとご賞味下さい(品薄状態が多々ありますので、品切れの際は悪しからずご了承下さい)。


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